春惜しむ「心の花」
水彩画教室の作品展
――我孫子市の水彩画教室「彩我会」の作品展が、4月14日からJR我孫子駅南口の千葉県福祉ふれあいプラザ第2ギャラリー(けやきプラザ2階)で開かれた。

■写真上:作品を鑑賞する入場者
「彩我会」を主宰する雨宮健一さん(83)は美術団体「新極美術協会」(本部・さいたま市)の顧問を務める水彩画家。ソフトタッチの淡い色調で描く花や風景が持ち味だ。

■写真左:故郷・長瀞を描いた作品と雨宮健一さん
■写真右:陶板にプリントした雨宮さんの作品

■写真左:雨宮さんの画集
■写真右:「静かな語らい」(雨宮 健一)
これまで都内のデパートなどで個展を開いたり、画集を出したり。柏市の水彩画サークル「柏彩友会」の講師も務める。
会場には雨宮さん自身や水彩画教室に通う生徒5人の作品が並んだ。花や風景が多いが、やはりソフトタッチの淡い色調で、見るからに「雨宮風」だ。
【展示作品の一部】

■写真左:「春はどこから」(長田美智子)
■写真右:「クッキー作り」(長田美智子)

■写真左:「春のかおり」(白井 登美)
■写真右:「雨のあいまに」(白井 登美)

■写真左:「笑顔いっぱい」(平野 昌子)
■写真右:「春のうた声」(平野 昌子)
「僕の絵に惚れて教室に通ってきているので、作品は似てくるのだろう。でも、手は加えていないよ」と雨宮さん。
雨宮さんは埼玉県北西部の荒川が流れる長瀞町出身。全域が県立長瀞玉淀自然公園区域に指定された風光明媚な土地で育った。それだけに自然への想いは人一倍強い。
「折々の風、湿度、匂い……。日本の四季の自然、風情は世界に誇れるものだ。デリケートな四季を描くには水彩がいい」

■写真左:「それぞれの笑顔」(八木 修子)
■写真右:「集まって花さかす」(八木 修子)

■写真左:「残雪」(横山美登利)
■写真右:「ミモザ」(横山美登利)
埼玉県立熊谷高校時代は美術部で武蔵野美術大学に進学。卒業後は精密機械会社や新聞広告会社でデザイン、広告企画の仕事をしながら40代後半から個展活動を始めた。
水彩画教室は月2回、1日5時間で作品の完成を目指す。「上手く描くのではなく、素敵に描く」が口癖。「特に型にはまって(どこを切っても同じような)金太郎飴になるのはよくない」
そして、雨宮さんは「私が咲かせる花のイメージ、抽象的なものを描き出している。そう、これから『心の花』のような作品をまとめようと思っている」と話した。
(文・写真 佐々木和彦)









