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3月

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コロナに負けない!
季節の花を愛で、公園に憩う

 


我孫子市、柏市近郊

 

コロナに負けない!
季節の花を愛で、公園に憩う

――新型コロナウイルスの感染予防で、世は自粛ムードだが、野には季節の花々がいつものように開花し、人々は健康的で開放感のある公園に憩いを求めている。
サクラの広場

写真上:「桜の広場」の桜も一気に満開になった/柏市の柏の葉公園

 

 

菜の花畑手賀沼北岸の我孫子市根戸新田で、里山の自然を守るNPO法人「手賀沼トラスト」の菜の花畑が今年も3月19日から同22日、一般公開された。約1千平方㍍に数千株の花が咲き誇り、まるで黄色いじゅうたんを敷き詰めたようだ。畑のあちらこちらに「なぞなぞ」の設問が用意され、家族連れが挑戦していた。

 

 

写真上:一面黄色の菜の花畑/我孫子市の手賀沼北岸

 

 

柏市の県立柏の葉公園の「桜の広場」では、数種類の桜が一気に咲き出し、あっという間に満開になった。隣接する森にある滑り台などの大型遊具の「冒険のトリデ」は子どもたちの歓声に包まれていた。平日にもかかわらず駐車場もほぼ満車状態だ。

 

「学校の休校やレジャー施設も休業のところが多い影響でしょうか? 公園で羽を伸ばし、少しでも気が晴れるとよいのですが」と同公園事務所。

 

 

サクラの広場

 

写真上:ピンクの愛らしいシバザクラ(左)、公園の大型遊具で元気に遊ぶ(右)/柏の葉公園

 

 

あけぼのやま農業公園同市内のあけぼの山農業公園も平日でも人影が絶えない。売店前の「ふるさと広場」では家族連れがシートを敷いて車座になり、弁当を広げていた。近くではマスクを外した親子がキャッチボールを楽しむ。

 

写真左:陽気に誘われるように車座の家族連れ/柏市のあけぼの山農業公園 

 

 

 

 

イヌノフグリ公園の散策路周辺でピンクのシバザクラやホトケノザ、青紫のムスカリ、オオイヌノフグリなどの草花が顔を出す。柏市郊外の山の斜面にあるカタクリ群生地では、紫紅色の花が咲き始めた。


写真:青紫の小さなオオイヌノフグリ/あけぼの山農業公園

 

 

 

 

 

写真:顔を見せ始めたカタクリの花/柏市逆井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文・写真 Tokikazu)