コロナに負けない!
季節の花を愛で、公園に憩う
■写真上:「桜の広場」の桜も一気に満開になった/柏市の柏の葉公園
手賀沼北岸の我孫子市根戸新田で、里山の自然を守るNPO法人「手賀沼トラスト」の菜の花畑が今年も3月19日から同22日、一般公開された。約1千平方㍍に数千株の花が咲き誇り、まるで黄色いじゅうたんを敷き詰めたようだ。畑のあちらこちらに「なぞなぞ」の設問が用意され、家族連れが挑戦していた。
■写真上:一面黄色の菜の花畑/我孫子市の手賀沼北岸
柏市の県立柏の葉公園の「桜の広場」では、数種類の桜が一気に咲き出し、あっという間に満開になった。隣接する森にある滑り台などの大型遊具の「冒険のトリデ」は子どもたちの歓声に包まれていた。平日にもかかわらず駐車場もほぼ満車状態だ。
「学校の休校やレジャー施設も休業のところが多い影響でしょうか? 公園で羽を伸ばし、少しでも気が晴れるとよいのですが」と同公園事務所。
■写真上:ピンクの愛らしいシバザクラ(左)、公園の大型遊具で元気に遊ぶ(右)/柏の葉公園
同市内のあけぼの山農業公園も平日でも人影が絶えない。売店前の「ふるさと広場」では家族連れがシートを敷いて車座になり、弁当を広げていた。近くではマスクを外した親子がキャッチボールを楽しむ。
■写真左:陽気に誘われるように車座の家族連れ/柏市のあけぼの山農業公園
公園の散策路周辺でピンクのシバザクラやホトケノザ、青紫のムスカリ、オオイヌノフグリなどの草花が顔を出す。柏市郊外の山の斜面にあるカタクリ群生地では、紫紅色の花が咲き始めた。
■写真:青紫の小さなオオイヌノフグリ/あけぼの山農業公園
■写真:顔を見せ始めたカタクリの花/柏市逆井
(文・写真 Tokikazu)