寒風に映えるイルミネーション
街角や公園に「師走」の訪れ
――どこからとなく聞こえるクリスマスソング、足早に行き交う人々……。「師走」に入った街角は、なんとなく慌ただしい雰囲気になる。通勤・通学、買い物客らで混雑するJR柏駅周辺のビルにイルミネーションが登場した。
■写真左:柏市の中心街にお目見えしたイルミネーション=JR柏駅西口
郊外も例外ではない。柏市のあけぼの山農業公園では、冬の名物となった「夜空に輝く★イルミネーション」が開かれている。四季の草花が市民を和ませる公園だが、花が少なくなる冬場も楽しんでもらおうと2010年から始まったという。
■写真上:柏市あけぼの山農業公園:夜空と水面に浮かぶ二つの風車(左)、電飾のアーチ(右)
電球で飾られた風車の周辺にクリスマスツリーが置かれ、サンタクロースがシーソーしたり、トナカイがたたずんだり。池の周りのアーチやあずまやなどに18万球のLEDが使われているという。カモが泳ぐ池には風車の羽根やアーチの光が反射し、冬の透き通った空気の中で見事な幻想空間を演出している。
■写真上:柏市あけぼの山農業公園:幻想の世界を楽しむカップル(左)、サンタのシーソー(右)
我孫子市つくし野の住宅団地にある道路の分離帯には、大小のクリスマスツリーが並び、街明かりと一体化していた。市内の大型商業施設「あびこショッピングプラザ」の正面玄関に、高さ8メートルのジャンボツリーもお目見え。年の瀬ムードを高めている。
■写真上:我孫子市つくし野の街明かりにとけ込むツリー
■写真左:我孫子市のあびこショッピングプラザのジャンボツリー
(文・写真 Tokikazu)