自動スライドショーを開始する

松谷登作品展
風景との出合い求めて

小学生の頃から絵が好きだった。両親に連れられて東京・上野の美術館に行き、ミレーの「春」を観た。

「落穂拾い」「種まく人」など農民画で知られるミレーだが「春」は珍しい風景画。雨上がりの農村に虹がかかり、広々とした畑に陽光が差し込む景色だった。「いつかこんな絵を描いてみたい」。幼心にそう思った。

高校を卒業後に都内の美術専門学校で絵を学び、スペイン留学した先輩に触発されて自身もスペインに渡った。褐色の大地、真っ青な空、レンガの村、オリーブ色の自然や町並みが気に入って、油彩で描く。

国内ではどこか雰囲気が似ている福島・会津、長野の里山をテーマにする。自分のフィーリングに合う風景との出合いを求め、靴底を減らす。

作品点数 22点

左右の矢印でスクロールします。各画像をクリックすと拡大表示されます。
拡大表示画面では自動スクロール(一定時間で画像が切り替わる)することができます。

月

[1/22]

青霧

青霧

[2/22]

オルベーラの午後

オルベーラの午後

[3/22]

SANFELICES

SANFELICES

[4/22]

スイス ヨーネンの農家

スイス ヨーネンの農家

[5/22]

森の小径

森の小径

[6/22]

早朝の村

早朝の村

[7/22]

カラタニヤソール村

カラタニヤソール村

[8/22]

ダロッカの村

ダロッカの村

[9/22]

夢で見た風景

夢で見た風景

[10/22]

道

[11/22]

青い鳥

青い鳥

[12/22]

花

[13/22]

ダニエラ

ダニエラ

[14/22]

ジグドーサ

ジグドーサ

[15/22]

ウラガレスの教会

ウラガレスの教会

[16/22]

杉・南スイス

杉・南スイス

[17/22]

湖

[18/22]

嵐の前

嵐の前

[19/22]

夕暮れ

夕暮れ

[20/22]

ローマ橋

ローマ橋

[21/22]

夕暮れの修道院(スペイン)

夕暮れの修道院(スペイン)

[22/22]

月
青霧
オルベーラの午後
SANFELICES
スイス ヨーネンの農家
森の小径
早朝の村
カラタニヤソール村
ダロッカの村
夢で見た風景
道
青い鳥
花
ダニエラ
ジグドーサ
ウラガレスの教会
杉・南スイス
湖
嵐の前
夕暮れ
ローマ橋
夕暮れの修道院(スペイン)
松谷登

●プロフィール

1949(昭和24)年生まれ。柏市出身。都内の美術専門学校で3年通って絵画を学んだ。市原市出身の画家松沢茂雄氏が描いたシルクロードの古都・サマルカンド(ウズベキスタン)の風景画に心を打たれ、1975年から同氏に師事。1977年から2年間、スペインに留学し、当地をモチーフにした心象風景を描き始める。
かつて上位入選者に賞金が贈られていた公募による柏市美術展入選者でつくる絵画グループ「風の会」の代表を務めた。旧美術展は2015(平成27)年の第30回展で終了したが、その後、再出発した「柏市美術会展」の第3回展から参加、作品を出品している。