自動スライドショーを開始する

羽二生隆宏作品展

利根川土手沿いの我孫子市江蔵地にある陶房。広い敷地に制作・展示棟、ガス窯棟、電気炉2基の棟がある。草木が茂る広い庭のあちこちに作品が置かれていた。

展示室には釉薬の調合、焼きの違いで青や白、茶、玉虫色に仕上がった壺、皿、茶器、花入れ、
菓子鉢が無造作に並ぶ。ろくろを回した作品に加え、まるで彫塑のような作品もある。

「ろくろ挽きに限界を感じた」として、「手びねり」で粘土を積み上げ、自由に造形した作品だ。

形といい、色といい、羽二生さんの中にタイプの違う複数の陶工が棲み込んで日々創作しているようだ。

(作品撮影/安蒜静雄)

作品点数 16点

左右の矢印でスクロールします。各画像をクリックすと拡大表示されます。
拡大表示画面では自動スクロール(一定時間で画像が切り替わる)することができます。

作品1

作品1

[1/16]

作品2

作品2

[2/16]

作品3

作品3

[3/16]

作品4

作品4

[4/16]

作品5

作品5

[5/16]

作品6

作品6

[6/16]

作品7

作品7

[7/16]

作品8

作品8

[8/16]

作品9

作品9

[9/16]

作品10

作品10

[10/16]

作品11

作品11

[11/16]

作品12

作品12

[12/16]

作品13

作品13

[13/16]

作品14

作品14

[14/16]

作品15

作品15

[15/16]

作品16

作品16

[16/16]

作品1
作品2
作品3
作品4
作品5
作品6
作品7
作品8
作品9
作品10
作品11
作品12
作品13
作品14
作品15
作品16
羽二生隆宏

制作中の羽二生隆宏さん=我孫子市の陶房
(Tokikazu撮影)

●プロフィール

羽二生隆宏(はにう・たかひろ)
「光風会」名誉会員、千葉県美術会理事、流山市美術家協会副会長
1937(昭和12)年、北海道生まれ。れんがの産地・江別の道立工業試験場野幌窯業分場(当時)の伝習生時代、釉薬研究の第一人者とされる指導者小森忍(1889-1962)の作品に触れ、陶芸の道へ。
栃木県益子町、愛知県瀬戸市の産地で修業し、1967(昭和42)年に柏市南柏に窯を築いて独立、同郷の日展評議員だった陶芸家山本正年(1912-1986)に師事した。
82(昭和57)年、我孫子市に窯を移し、創作活動を続ける。伝統ある美術団体「光風会」の公募展で数々受賞、2014(平成26)年の改組新第1回日展に出品、以後、同展の入選多数。